2018年6月 2日 (土)

ポーター・スモーキー・2WAYショルダーバッグ。

最近お気に入りのバッグ、ポーターです。

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吉田カバンのブランド。職人さんが作るメイドインジャパンに拘るメーカー。

以前ここでポーター・カレントの財布をご紹介しましたが。

着々とお気に入りが増えています。

ポーターの中にも膨大なシリーズがあるのですが、愛用中のスモーキーをご紹介。

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スモーキー・2WAYショルダーです。カラーはブラック。

出掛ける際に私は、割と持ち物をポケットに突っこんじゃうタイプ。冬場のコートを着ている時なんかはそれでもいいのですが、暑くなる季節はそうもいかない。

小物を入れるショルダーバッグは色々使ってきましたが、カジュアル系では以前はこのグレゴリーを愛用。

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なるべく邪魔にならないようにコンパクトさがお気に入りだったのですが。

携帯の時代はこれでも財布と同時に入りましたが。このスマホの時代になると、入らないことは無いが取り出しに苦労するレベル。他にはもう入らない感じ。

なのでもう少し大きめのショルダーを探してこれに行きつきました。

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これならば財布とスマホが余裕で入ります。

まずはスモーキーというラインナップ。

素材に特徴があります。

メーカーによると

「素材は縦糸にジンバブエコットンのムラ糸、横糸にコーデュラ®ナイロン糸を用いて織り上げたオリジナルのコーデュラ®ダック生地を使用。墨黒と呼ばれる淡いブラックカラーがデザインを引き立てています。」

「コットンという天然素材特有のナチュラルな表情と、ナイロンの持つ強さ、光沢感などが相まった既存の織物にはなかった風合いが特徴です。ハイテクとローテクの融合が楽しめます。 」

という事らしい。

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ポーターでナイロン素材だと割とテカテカした感じになるところをしっとりと、ざっくりとした風合いになっています。

色味も真っ黒ですけど落ち着いた感じですか。

カラーは他にネイビー、限定のオリーブがあります。

スモーキーのショルダーはこれより大きいのと小さいのがありますが。大きいのは他のポーターを持っているのでそちらで買い物や日帰り旅行対応。小さいのはさっきのグレゴリーでもよさそうだし。

この2WAYショルダーのサイズ感が、財布とスマホとハンカチとコンパクトデジカメくらいが入りそうで、ちょっとのお出掛けにちょうど良さそうと感じたからです。

内部を見ていきましょう。

ファスナーはシルバー。ポーターのロゴが入っている拘り。

バックのサイズに比べてファスナーが大ぶりでごついのはデザインか?

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ゴリゴリとワイルドな感触で、カーブの部分はちょっと硬いけど、そのうち馴染むでしょう。

ダブルファスナーは上部真ん中だけちょこっと開きたい時に便利です。

このバッグのデザイン上の大きなアクセントとなっていますね。

開けますと。仕切りはかなり多いのです。


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6個あるポケットはマチがあって厚いものも入りそうですが、幅が狭い。

コンデジは入ります。財布は入らない。スマホ(エクスペリアZ5)は入るけど高さが無理。

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真ん中のポケットに入れても頭が若干ひっかかる。エクスペリアコンパクトならいける。

片側は二つのポケットでも良いのでは?

ポーターは長い期間販売するのでこのスモーキーも設計は携帯の時代だったのか、スマホには無理があるかなあこの仕切り。

もともとこのモデルは横長タイプなので高さはありません。

ポケットを使わなければZ5も縦で入ります。


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むしろ問題は真ん中のファスナーポケット。内部を2分割に仕切る役目をしていますが、その分容量も減ってしまう。

貴重品入れ?スマホは横に入りますが着信して取り出すのに2回ファスナーを開けなければならないのでここは無いでしょう。


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ファスナー部分がベルクロで取り出せると良かったが。

もしくは片側の仕切りをファスナーでも良かったね。

必要なものを入れてみて。


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タオル地のハンカチはかさばるけど夏の必需品なので外せない。コミックスが入っていますがそれを買う時を想定。

あとコンデジくらいは入りそうですが、厚みもパンパンになりますね。やはりちょっとしたお出掛け用、旅行時のセカンドバックでしょうか。

しかし、まだ収納はありますよ。

外蓋のホックを外すと。

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結構マチの深いポケットが二つあります。

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割と物が入ります。財布はすっぽりと入ります。


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同時にスマホも入ってホックも閉じます。


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これは使えるポケットなのですが・・。

ベルクロが入り口についているのですよマジックテープが。

これは中のモノが飛び出さないように便利ではありますが。

高さが無いので財布でもスマホでも頭が出ているので意味が無い。なんかベルクロのざらざらでスマホ画面が傷ついたらどうしようとか。止まっていないのでホックだけだと外れるんじゃないかと心配。

結局ティッシュ、ハンカチなど貴重じゃないもの入れに・・。

ベルクロを蓋の裏側の位置でホックと併用して留められれば良かったのにね。まあバリバリいうのであまり好きじゃないけど。

さらに、裏側にもファスナー付きポケット。

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ここはマチが無いので厚いものを入れると内部の容量を侵食しますが。

スマホなんて案外ここがいいんじゃないかと。


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ファスナーが片側開きなので、着信があったら背負ったまま片手でファスナーをかばっと開いて素早く取り出せるんじゃないかと。薄いものならオッケーな場所です。

で、なんで2WAYショルダーなのかというと。

付属のハンドストラップを装着しショルダーストラップを外すとすると、セカンドバックになるという・・。


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私が学生時代のバブル前あたりはセカンドバック全盛で皆さん持っていましたけど、特にレノマとか。

今はセカンドバックってありなのかなあ・・。

いや、フォーマルな席で使えそうですね。お葬式とかショルダーよりセカンドバックの方が合ってそうです。使い道はある。

今回の画像だとカメラの癖でグレーっぽく写っていますが、実際は結構真っ黒です。


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その中に微妙な濃淡の織になっていてぼかした風合いになっている感じ。ざっくりとした感じがいいんです。

ちょっとしたお出掛けに愛用しています。

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2016年9月18日 (日)

一澤帆布を注文・ショルダー#148・青ねず。

久しぶりですね、一澤帆布の鞄です。

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このブログでも過去に紹介しましたが、京都の帆布鞄専門の一澤帆布さん。

ショルダーバックを注文しました。

#148 というモデル。とてもシンプルです。

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一澤帆布さんは以前書きましたが、ご兄弟で相続争いをして、一時期混乱していました。

製造元が変わったり、独立して新たなブランドが出来たり。京都の店舗以外では購入困難な状況になっていましたが。

裁判もようやく終わり、一澤信三郎帆布さんが一澤帆布を継承することになったのです。

以前の旧一澤帆布のほとんどのモデルが一澤信三郎帆布ブランドで製作されていますが、一澤帆布ネームの商品は昔ながらの職人用鞄のラインナップとして復刻されています。

そしてまた通信販売で購入できるようになったので注文してみました。

このように届きます。会社としては(株)一澤信三郎帆布です。

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取り説とともに梱包。

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今回、カラーは「青ねず」ショルダーバンドはオリーブ色です。昔は縁取りのカラーなんかも自分で指定して組み合わせられた気がしますが、今は最初から決まった色の組み合わせです。

青ねずは、一澤帆布では人気のカラーだと思います。以前から欲しかったがなかなか縁が無かった。昔は「わさび」っていう色じゃなかった?念願叶いました。

渋くて良い色です。帆布じゃないと似合わないカラーじゃないかな?

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ショルダーベルトを外して付属のストラップを装着するとセカンドバックとして使える2WAY仕様。あんまり最近セカンドバックって使わないから・・。

けど、シンプルなデザインで飾りが無いからストラップとショルダーベルト両方を装着しています。

こういう2WAYとかショルダーとリュックなんていう何種類かの使い方が出来るのも一澤帆布さんは多いですね。

内部は。

内ポケットが4つもあります。なかなか凝った作りです。

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ペン挿しもあるし。左のポケットは携帯用?昔の二つ折の携帯なら入るけど今のスマホは巨大で入らないかな。

以前の私はこういうポーチとか持たなかったのですが。携帯を持つようになってポケットだと邪魔で。巨大なスマホに買い替えたらもうこういうバックが無いと外出できませんね。

夏場はバックは暑いから無理してスマホをポケットに入れていましたが壊れそうで危険。

それで近年、財布、スマホ、鍵、ハンカチ、ティッシュが入るバックをいくつか愛用するようになりました。

今回のショルダーはそれらはすっぽり収まりますし、加えて文庫本でも大き目なタオルでもオッケー。小さ目のタブレットも入る、持っていないけど。

一澤帆布ブランドは昔ながらの職人用鞄がラインナップ。するとこいつはおそらく、集金用鞄じゃないですかね?集金に周る人が良くこういうバッグを抱えていたような・・。

金具も凝っていますね。ファスナーはカバン型。

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接続金具もしっかりしています。長く使えそうですね。

注文方法は一澤信三郎帆布の公式HPを見れば製品が掲載されています。

最近ネット上で注文できるようになりましたね。以前はHPの注文用紙をプリントアウトして、それに記入し郵送するかFAXのみの注文でしたが、HPの注文フォームに注文商品と注文者の情報を入力して注文できるようになりました。

けど、支払いはネット上ではできません。

注文が届くと、振込用紙が郵送で届きます。こういうの。

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コンビニで払い込めばオッケー。これで注文が成立。ここから職人さんが手作りを開始しますので、1~2か月待つことになります。これは一カ月くらい待ったかな?待つのもまた楽しい・・。

バッチをもらっちゃった。ありがとう。

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110周年ってすごいですね・・。

その後郵送で新しいカタログが送られてきました。

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昔のカタログは手書きのスケッチみたいのでイメージでこんなのかな?って感じでしたが、今回も手書きですがカラーになっていて見ていて楽しいですね。

はがきで請求できるそうですが、注文すればもらえるんじゃないでしょうか?

外面に大きなポケットがあります。

公式ブログを見ると、このポケット面が外側のようですが、私はシンプルな見た目が好きなんでポケットを内側で使っていた・・。

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まあどっちでも好きな方でいいんじゃないでしょうか?

けど、やっぱポケットは外側かな・・。

かなりお気に入りです。

帆布素材も昔のは立っちゃうくらいパリッとして硬かったのですが、これは割としなやか。すぐに馴染みそうだし、それでいて丈夫そうです。

一澤帆布ブランドの商品は微妙に増えているようです。信三郎帆布も種類が豊富ですね。

また注文しちゃうかも・・。

今回より「鞄」カテゴリーを新設しました。

バック関係の記事をまたいつか書きますね。

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2010年9月29日 (水)

ノースフェイス・パープルレーベル・ミディアムデイバック

ネット通販で、ポチっとやって送られて来ました。

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ザックというか、昔ながらのデイバック。旅行などに使おうかなー、なんて。通勤用にはカリマーの小さいの使っているし。

ノースフェイス・パープルレーベル・ミディアムデイバック。

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色は、スモークネイビー。

すっごくクラシカルなデザインでしょ?昔こういうの流行ったよね。私が浪人生~大学生の頃かな。25~6年前か(笑)。

あの頃はタウチェてのが流行っていました。赤とか。ボトムがこのように茶色のスェードなのね。使うと黒くなるんだけどさ。ディパックと呼んでたかな。

私は当時高くて買えなくってねえ。全部ナイロンのティアドロップ型のを使っていたかなあ。そういうのも本家はケルティってのがあるんだけど、私のはバッタモンだったか。大学生の時こういうスエードの奴がやっと買えたかな。

その後は全部スウェードのデイバックとか、20歳代後半の頃のOLの彼女が緑の持っていてかっこよかったな・・。あの人は今どこに(遠い目)。

で、ノースフェイスもこういうの出していて、その後やめて、また復刻版出したりしていたようで、ラベルは白地に茶色ロゴでしたか。

これはパープルのラベルです。

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代官山のナナミカというショップの別注モノ。ノースフェイス・パープルレーベルと呼ばれます。

ここにカタログがありますけど。

けど、販売元はゴールドウィンのタグが付いてましたが。

なーんか懐かしいデザイン。こういうの最近売ってないから、かえって新鮮かな?若者には似合いそうだが、私のようなおじさんにはどうかなあ?

使い勝手はどうか?

外にも内部にもポケットは無いシンプルさ。内部は2室に分かれている。

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上部のファスナーは下のファスナーまで。下のファスナーは底まで。その仕切りはファスナーで外せて1室にもなります。そのほうが使いやすいか?

懐かしいデザインの象徴がこのパーツ。

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通称ブタ鼻。女の子のザックなんかはこのブタ鼻があると「かわいい」ってことになるらしいんだけど・・。このパーツがあると一気に昔っぽくなる。ボトムと同じスエード素材。

カラピナやストラップをつけてなんかぶら下げるのだろうけど、強度的には?だ。底にも二つ同じものが付いていて、ストラップさえつければ、こちらもポールとかぶら下げられそう。

背面はシンプル。

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ウェストベルトが付いているので、山で使えそうだけど、背面にクッションも無く、メッシュでもないので、現代のスペックからすれば山では使いたくない。あくまでタウン用。けど、ノースフェイスなんで山道具として紹介してますけど・・。

何でこんなの買っちゃったかというとね。

以前、地元のスーパーベイシアで夕方買い物していた時に見ちゃったんです。

自転車に乗った、ストレートロングヘアの女子高生が、制服でノースフェイスのこのタイプのデイバックを背負っていたのを。茶タグの復刻版だったか、グリーンの渋い奴。

私、もう女子高生には全く興味は無いんですけど、凄くかっこよかった。今時の女子高生と、その古いデザインのバックのミスマッチさがたまらなかった。さらに以前、近所の塾に女の子がパナソニックのクロモリロードバイク(ドロップバー)に乗ってきたのを見た、しかもパナレーシングカラー!これもミスマッチでかっこよかったなあ・・。父親の自転車かな?

で、それで女子高生じゃなくってバックのほうにクラッときてしまって買ったというわけ。

変?

それでネットで探したら、このナナミカのパープルレーベルだったら入手可能だったのです。

色は、その時に見たグリーン(カーキ)にしようかと思ったけど、このスモークブルーが気に入ってしまったのだ。

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カラーは沢山あって、柄物なんかは若者に支持されている様で人気らしい。在庫が不安定で、色によっては入荷タイミング次第のようです。気になる方は、いろいろな通販サイトで探すのが良いと思います。

まあ、これ、昔を懐かしむっていう感じで使ってみたいと思う。

小旅行か、徒歩で街中散歩買い物用かな。

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ノースフェイスのパープルレーベル。

若者はねー、腰のほうにずり下げて背負うらしいよ。おじさん知らんかったー。

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2009年8月23日 (日)

TIMBUK2のクラシックメッセンジャーバック。

自転車に乗る時用に、TIMBUK2(ティンバックツー)のメッセンジャーバックを使うことにします。

これ。メッセンジャーが背中に背負っているやつね。

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自転車に乗る時って、バックって背負いたくない。背中蒸れるし、重いと腰が疲れるし、長距離はかなりの負担。なのでシートピラーのアタッチメントにバックを装着していました。

けど、近距離の買い物とか、ちょっとお出掛けなんてときには、アタッチメントをセットしたりが大変で、大げさだし、コンパクトなバックを背負ったほうが気軽ではと。ザックでも良いけど、やっぱりメッセンジャーバックがお洒落でしょう~。

このTIMBUK2は、メッセンジャーバックでは老舗で定番らしい。何せ今まで興味がなかったから良く知らんけど。

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このぐるぐる渦巻きマークが目印。

創業からのストーリーやラインナップは、このメーカーサイトをごらんください。

なかなか読ませるな。こういうストーリーを読むと、納得してよいものに思えてきます。TIMBUK2ってトンブクツーの事だったのか・・。トンブクツーはアフリカの砂漠都市。地理好きな人には極寒のベルホヤンスクとともにおなじみ。学生の時暗記したよな・・。

クラシックメッセンジャーは定番モデル。

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この3つのパネルの色の組み合わせが特徴。昔は色の組み合わせが選べたらしいけど、今は既成の組み合わせから選ぶ。これはネイビー・ブルー・ネイビー。

実はなぜTIMBUK2が欲しくなったかというと、以前ここのサドルバックを購入した。

モノは良かったのですが、値段が高い。国産サドルバックの倍した。けどこの青色が必要だったのですよ。自転車とのコーディネート。で、今回も自転車とのコーディネートを考えてこの色にしたのだ。

なかなか結構なお値段。メーカーサイトを見ると定価ですが、輸入品の通販サイトなら結構値引きして買えます。メーカーもセール品をかなり割引するので色が気に入れば狙い目。

サイズはSにしました。XSは小さすぎるし。Sなら買った雑誌や本、CDと上着やタオルが入る。Mサイズから急に大きくなる。もともと仕事で物を運ぶバックだから大き目が基本でしょう。学生さんが教科書や辞書とPCを入れるならMかなあ?財布や携帯などの身の回りのモノを入れるだけならXS。身の回りのものと買ったものを入れるのならSかな。自転車乗りがチョイ乗りツーリングで上着、補給食、工具、タオル、デジカメ入れるならSかな。蓋が上部に余裕があるので荷物に応じて大きさが調節可能です。

では、バックの詳細を見てみましょう。

やはり自転車用、リフレクターは充実。夜間は反射しなくちゃね。こんな短冊っぽいのが付く。

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結構目立つグルグルマークつき。自転車乗りなら必要。街使いなら取り外せます。付いているものに比べてこのバックルごつ過ぎ。

素材はバリスティックナイロン。

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カメラバックではおなじみの丈夫な素材。カメラバックだと、体側は服が擦れて傷むので柔らかな素材になっていますが、これは全面バリスティック。摩擦があって良いのか?

ストラップの長さを調節するバックルもワンタッチですばやく長さを決められる。これも妙にごつい。

内部はエコだというポリウレタンでコーティング。防水性が高そう。

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プロのメッセンジャーが大切な書類を突然の雨で濡らしたら大変だものね。けど、メッセンジャーがずぶぬれでオフィスに入ってきたら引くけどね。

ポケットも豊富。ファスナーつきポケットが大小2つ。小ポケットが2つでひとつは携帯用の裏地がふかふか。私のSH-04Aはぎりぎりサイズ。さらにペンさし3つとパスいれ。

自転車乗りに大切なパーツが、この「クロスストラップ」

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大切なのに内部のポケットに入っている。あちらの商品て、なんでも部品をポケットに入れてくるので気がつかないことがある。

クロスストラップは、下図のように、ストラップから支線を脇に出して背中と固定。

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自転車に乗って前傾するとバックがお腹の方にずれて来るのを防止。しっかりとずれなくするならクロスストラップを下の方に装着して登山ザックのウェストベルトのようにするとしっかり固定。けど脇を通したほうがお洒落ね・・。お腹の出た親父には悲しいスタイルですけど。女の子もストラップの位置決めは大変だと思う。

蓋を開けた場所にもファスナーつきとポケットが各一つ。

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内部からキーホルダーつき赤ストラップが。サドルバックにも付いていたから、このメーカーの特徴なのでしょう。バックを降ろさずに鍵を開けられるという事かな。

自転車で移動して、町を散策とか食事とかイベントとか、そういうときに便利でファッショナブル(死語)。

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つくりはとても良いと思います。カラーも形も沢山あるので、いろいろ揃えたいかも。

問題はお値段。セール品をじっくり探しましょう。

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2009年7月 2日 (木)

一澤帆布のバッグ

今日何かと話題だった「一澤帆布」のカバン。
このタグを見たことあるでしょう?

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京都のカバンやさん。丈夫な帆布を使った、手造りのカバンを製造販売していました。

私も結構好きで、4個所有しています。
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最初は職人さんの道具袋を作成して評判を呼び、その後トートバックやショルダーバックなど、丈夫さを求める業界から、タウン用としてまで人気を博していましたが・・。

何で話題なのかというと。

先代が亡くなって以来、会社の相続をめぐって、兄弟の骨肉の争いが勃発してたのです。
詳しくはウィキペディアに書いてありますが・・。
私も結構前に、ここに書いていますね。 2006年ごろですか。

このカバンやさんに何が起こっているかとまとめて書くと。

創業者のお父さんが亡くなって、実質会社を切り盛りしていた三男が遺言状の通りに会社を継ぎました。そこへ銀行員の長男がやってきて、本物の遺言状はこれだと、長男の自分が会社を相続する内容のものを持ち込みました。
裁判になって、結局長男が勝訴。一澤帆布は長男のものとなります。

しかし、実際に会社を動かしていた三男は、工場の職人全員と会社を出て、真向かいに「一澤信三郎帆布」をオープン。一澤帆布に帆布を卸していたところは三男信三郎を支持。
長男の一澤帆布は新たに帆布の入手先を探し、職人を求人してカバンを作り始めました。

もともとの帆布を使って、もともとの職人が作る三男信三郎帆布の方が本物っぽかったのですが、長男が一澤帆布の商標の真似をするなと三男をさらに裁判で訴えます。

争いを好まない三男ですが、もうイカンと、長男の持ってきた遺言状は偽物であると裁判に。
で、先日、最高裁で長男の遺言状は偽物であると判決が下り、三男が勝って一澤帆布に戻ることになりました。長男は出て行かなくてはなりませんが、昨日、長男は取締役に残るという仮処分を申請したと・・。

もう泥沼ですねえ・・・。
そんなわけで、再び一澤帆布のカバンは入手困難になるのでしょうか?新しいの欲しかったのですが・・。

京都の店舗と通信販売でしか入手できなかった。最近は店舗でしか買えなかったものね。
私の持っている4個の一澤帆布は旧一澤帆布と呼ばれる、争いが起きる前の三男が作っていた頃のものだと思います。この頃は通信販売でも買えたので、このうちの2個はオーダーしたもの。
生地の色と縁取りの色の組み合わせを自分で選べたのですよね。オリジナル度が高かった。

これは、2003年ごろカメラバックとして使おうとオーダーしたショルダーバック。Ih3

凄くしっかりしていまだに布はパリッパリ。レンガ色の生地にベージュの縁取りを組み合わせてみました。なかなかシック。非常に良いつくりです。職人が丁寧に作った、っていう感じ。
この頃のショルダーはタグを背面に入れていました。まだ恥ずかしがっていた頃ね。商売っ気が薄かった。このバックのことは上記の私の過去記事に詳しく書いてあります。

いかにもリュックサック。
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同じく2003年のオーダーで、黒の生地にベージュの縁取りを組み合わせてみました。
ちょっと可愛いのであまり使わなかった・・。
フックがプラスチックなので将来が心配です。早く工場再開してね・・。

下の2個は、2006年ごろ、あの争いが表面化して、一澤帆布が無くなるんじゃないかと心配して、ネットオークションで落札したもの。
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ザックとショルダーポーチです。
この頃になるとちょっと造りがいまひとつというか、2003年ごろより生地もパリットしていないような・・。使用感が結構ある個体だったのでしょう。昔のカタログにこんなの載っていたかなあ?

ショルダーポーチは結構重宝しています。
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財布とか携帯とかちょっと小物を入れるときに便利。マチの付いたポケットと金具が一澤帆布らしい。サイドの造りこみが今ひとつですけど。こんなようなのを新品で欲しいなあ・・。

ザックは白というか生成りの生地。
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これもサイズ的にとても重宝。結構使ったら汚れてしまった。
生成りなので洗ってしまおうと思う、ブラシでゴシゴシと。
フックは一澤帆布のそれですが、全体に一澤帆布っぽい質実剛健さが薄い。

蓋を開けると、こんなカラフルなステッチが・・。
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結構人気が出た頃で、若い人向けに色気が出たんじゃないでしょうか?

シンプルなデザイン。ちゃんと背負えます。
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こういう袋っぽいカバンって使えるんですよね。
こんな感じでモノが突っ込めるショルダーが欲しいなあ。
昔みたいに色を組み合わせて通販でオーダーできるようになったら、また欲しいな。
京都の店はどうなるのでしょう?買物に行きたいよ・・。

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