GWに購入したウィークエンドバイクス26の詳細です。気軽に乗れるように買った自転車です。スポーツバイク風です。
大手自転車チェーン店サイクルベースあさひのオリジナル車です。
パーツとか細かい部分と、購入に際しての拘った所を書きます。
ヘッドマークはシールね。

一応ロゴはデザインされています・・。
こだわった点は、
1)シンプルなスポーツ車であること。
スッキリしていて、余分なパーツが少ない分軽量、スポーツ車的なポジションが取れること。

女性向けサイズのスローピングフレームの為、私の身長(171cm)だと結構サドルが出る。なのでハンドルは低く前傾気味。スポーツ車的なポジション。
2)26インチや650Cのちょっと小径なホイール。
700Cや小径20インチは普通だし。26インチに拘ったのは、取り回しの良さ、漕ぎ出しの軽さ、見た目のインパクト、転倒した時に高さが低い分助かりそう、などなど。小径以上で700C以下の乗りやすさ。
本気と違うおしゃれ感とやる気のなさを表現(笑)。トーキョーバイクの650Cからの影響もあり。
3)価格が安いこと。
価格は税込み2万9千980円。
気軽に乗りだせるように家の外(屋根付き)に置いておくので、劣化や盗難された時に泣かないような値段で探した。
4)大手自転車チェーン店のオリジナル車。
メーカー品だとそれだけで盗難のおそれがあるのでノーブランドがいい。
通販で買おうと思ったが、組み立てとか面倒そうだし、メンテが不安。
今回はチェーン店やホームセンターの自転車売り場を廻って決めた。小さな自転車店だと店主や店員の拘りが強く、私の拘りが通らない(笑)。勝手に在庫を見て勝手に決めたい。
サイクルベースアサヒはママチャリ専門かと心配したが、若いスタッフは自転車乗りで話をすると結構拘った自転車に乗っている。マニアックな話も通じた。
5)アルミフレーム。
戸外に置くのでなるべく錆びないように。軽量で良く進むイメージ。けど見た目はクロモリ(鉄)の細身が好きなので、細身のアルミで探した。
これは6061アルミで割と柔らかくガチガチじゃない。乗り心地も昔のアルミフレームより快適。
6)ちゃんとしたフレーム。
適当にデザインしたものじゃなくきちんとジオメトリを設計したもの。これは26インチ用にちゃんと設計してある。小柄な人が跨げるようトップチューブの位置は低め。シートチューブは低く強めのスローピング。ハンドルが低くなり過ぎないように700Cモデルよりヘッドチューブが長めになってハンドルの高さが同じなのを店で確認した。それでいてトップチューブは短くはないのでスポーツ車的なポジションが取れる。
ちゃんと26インチに合わせた設計。デザインもすっきりしている。
溶接痕は綺麗じゃ無ないけど細かく溶接してある。
フォークは鉄(ハイテン)。そこは真っ先に錆びそうだが、スチールの方がフォークとしてはアルミより優秀。振動が少なく乗り心地がよろしい。重いけど。
では車体前部分より見ていきましょう。

7)フラットバーハンドル。ドロップハンドルはしばらくはいいやって感じなので。気軽に乗れそう。
ハンドル周りのパーツは一番安さが出ちゃってる。なんか安っぽい。

ベル装備。これは安心。
前部リフレクター。後部より意味が無いような気が・・。これは取り外して電池式LEDライトに交換します。
ケーブルのアウターが白色っていうのは○。これが黒よりデザインしているんだって感じ。
グリップは茶色でサドルと色を合わせてある。細身だが硬いので前傾姿勢で掌にも体重が掛かっているのでちょと痛くなる。グローブがあると良い。
いっちょまえにアヘッド。ステムはステムの形をしている。

ヘッドパーツはFSAと立派。スペーサーも銀色で統一感あり。

キャップもFSA。

ハンドルは一番高い位置になっているけど、もっと低くしたいなら、このキャップを外してステムを抜いてスペーサーを入れ替える。けどヘッドパーツは繊細なのでお店でやってもらって、工賃掛かるけど。
シフトレバーはマイクロシフト。インジケーター付きでギヤの位置が大体でわかる。

カチカチと良く決まるけど、シフトアップがちょっとやりにくいか。グリップシフトかアップが裏側にあるタイプの方がいいな。
Vブレーキ。

最初は鳴ったけど馴染んで静かになった。普通に効きます。
タイヤは26×1・25.結構太い。安心感がある。
英式バルブ。ママチャリと一緒。ご家庭のポンプでオッケー。チューブも入手しやすい。
乗る前にはかつんかつんに空気を入れよう。
8)シンプルなギヤ。

フロントは1枚。
必要十分だし見た目スッキリしているし軽い(なんでクロスバイクってフロントギヤ3枚なの?)。
ギヤが足りないような斜面は走らない、速度は上げないで乗るから十分。平地をのんびり走るだけ。フロントギヤシングルって本当に少なくって探したよ。必要ないスペックの自転車が多過ぎ。フロントサスなんていらない。
これで軽量化。軽くならないクラスを軽くする。
クランク長は165mm。ちょっと短いけどそこに拘る人はこれに乗らない。
クランクギヤは44T。少し軽め。平地だと回り切っちゃうけどゆっくり走ればいいから。登りでも激坂じゃなければ上がれるよ。
リヤは7速だけど結構登れます。けどローは28Tだと思うので44×28Tだと激坂はきついと感じるが、小径なのでちょっとは軽くなるのかな。

ディレーラー(変速機)はシマノのターニーというの。スポーツバイク用の最廉価グレード。ドロップハンドル用のデュアルコントロールレバーまであるという。
ギヤはターニーなら13-15-17-19-21-24-28T かな?上の方は平地で使いやすいと思う。
このディレーラーの保護ガイドみたいなの、重そうなので外そうか。キャリア用のダボ穴になるね。
9)サドルは柔らかめ。
茶色でグリップと統一感。

わざわざレーパンを履きたくないので快適なサドルが必要。クロスバイクは結構スポーティーな薄いサドルが付いていて皆さんレーパン履いてるの?
これなら厚みがあって行けそうだが、乗ったら案外硬く、尻が痛くなったよ・・。慣れだと思うが、無理なら手持ちのもっとふっかふかなサドルに替えようかな?
リヤ周りは。Vブレーキ。リヤリフレクター付き。これもLEDライトに替える予定。

ダボ穴は泥除けが装着可能。
アサヒのステッカーが貼ってあるね。アサヒで買った証拠。

このストッパーみたいな黒いパーツはチェーン落ち防止。フロント変速機がシングルなので付いていないから、悪路などチェーンが暴れた時にチェーンが落ちやすい。外側にはズボン裾が汚れないようにクランクカバーが付いていてチェン落ち防止して内側はこれ。
10)スタンド装備。

スポーツバイクにはスタンドを付けません。手持ちの自転車は皆スタンドは無し。
けど今回は買い物とか気軽に使えるようにスタンド装着に拘った。実はあると便利なのだ。重くなるけど。軽さにこだわる人はこれを外せば結構軽量化できる。
私は便利なのでスタンド装備。昔のはストッパーを外して2回蹴ったけど、今のは1回蹴ればいいんだね。これがあれば写真も撮りやすいよ。
これに繋がるが拘ったのが、
11)スポーツバイク的感覚の放棄。
ママチャリ感覚で乗るのだ。どーいう事かというと。
パンク修理キットを持たない。スポーツバイク乗りはサドルバックなどにパンク修理キットを装備。中身は替えチューブ、タイヤレバー2本、CO2ボンベ。パッチなんて貼らん。交換したチューブが再度パンクしたらミニマムなパッチを貼るけど。
昔はフレームポンプを付けてたけど、今はCO2インフレーターでシュバッとエアを入れる(チューブを若干ふくらませた方がリムに入れやすいので超小型の携帯ポンプもあるといい)。
これは最後まで迷った。要はホイールにクイックレリーズが付いているかどうかという事。ホイールを外せばチューブが簡単に交換できる。
まあ外れなくてもチューブを引っ張り出してパッチを貼れるけど。
サドルバックって、買い物とか行く時外して持ち歩いたり面倒なのだ。
なので、近くに自転車店の無い所でパンクしたら安全な場所に置いて電車かバスかタクシーで帰宅、車で取りに行って買った店で修理。
けどスポーツバイク乗りがパンク修理を出先で出来ないってすごく不安。
コン○ームを持たずに女の子とそういう雰囲気になっちゃったときくらい落ち着かないよ。この先どーしたらいいの?みたいな。
けど、ママチャリ乗っている人がパンク修理キット持って走っている?案外大丈夫。
まあいろいろ方策は考えて。電車沿線を走って最寄り駅の駐輪場に置いて電車で帰宅して車で取りに行くとか。
まあしばらくは自宅周辺散歩ですから押して歩いて帰ってこれるから。
クイックレリーズ付きならもっと良かったけど、値段が1万円上がっちゃう・・。激安を目指すために削った装備なのだ。
予算に余裕があれば絶対にクイックレリーズ付きにした方が後々便利。遠出をするならパンク修理は出先で出来るようにした方がいいよ。
ただそれを放棄したおかげでサドルバック無しで身軽になれた。英式バルブでも問題ないし。乗る前にタイヤに空気をカツカツに入れておけば結構パンクは防げるよ。
けどこれは必要。

ボトルケージ装着可能。夏場は散歩乗りでも水が欲しいよ。ボトルケージは色々アタッチメントがあるのでどこにでもつけられるが、やはりこのダウンチューブに装着したいね。
ボトルに水を用意するなんて面倒だから出先でペットボトルを買う。ペットボトルも装着できるボトルケージを購入したのでそのうち付けよう。
12)カラーはチェレステ風。

ホワイトも良かったけど在庫がその店に無かった。
ビアンキのオリジナルカラーのチェレステ。本当はライトグリーンというカラーだけど、どう見てもニセチェレステ。
ビアンキは折り畳みのダホンのOEMを昔持っていたけど、あまり縁が無い。
乗りたいんだけど。
昔のビアンキがいいな。ロードバイクに乗り出した頃に店に中古で昔のビアンキがあって欲しかった。
クロモリのビアンキ。チェレステももっとマットな感じで、ロゴが今の白抜きじゃなく紺色なのだ。紺ロゴのチェレステビアンキに乗りたいなあ。
チェレステには思い入れがあって・・。
大学2年生の時付き合っていた彼女が大学の自転車部で。当時の自転車部とはツーリングのこと。ランドナーに大型フロントバック。旅ツーリングはサイドバックを4個とか。
彼女がサイドバック2個で北海道一周ツーリングした写真があるなあ。
そのランドナー(丸石だったか)をある日に町田のショップでチェレステに塗ってもらったのだ。
「ビアンキっぽいでしょ」と言ってた彼女の思い出。
それが可愛くて・・。それ以来チェレステの自転車には思い入れがあるのだああ。
なのでこのカラーで満足。
いつかはビアンキに乗りたいけど。
と、いうわけで、ウィークエンドバイクス26.値段にしては悪くないです。
これを改造とかしない方がいいよ。それならもっといい自転車を最初から買おう(笑)。
私はあとちょっといじって完成形。
気軽に夕方とか乗っていきます。